中国輸入のリサーチ方法|深掘りより少量テストで試す私の基準
中国輸入のリサーチと聞くと、「売れる商品を正確に見極めないといけない」と思うかもしれません。検索しても、精度の高いリサーチが大事、という解説がたくさん出てきます。
ただ、私のやり方は少し違います。売れるかどうかを深掘りするより、まず少量で出してみて、試す回数を増やすことを大事にしています。
本記事では、2025年3月から中国輸入(既製品転売・Amazon)を続けている私が、実際にやっているリサーチの流れと、仕入れるかどうかを決める目安を書きます。
- 候補の入口は3つ。ライバルのショップ、1688でのキーワード検索、Amazonのランキング
- 判断の目安も3つ。類似品の月間販売数100個以上、1個あたりの利益100円以上、商標・輸入できない商品ではないこと
- 出品者の数や相乗りでは見送らない。スポンサー広告が多い商品は見送ることがある
- 売れるかは出してみないと分からない。単価が安いので、少量で試す回数を増やす
候補の入口は3つ|まずは広く集める
私が仕入れ候補を見つける入口は、今のところ次の3つです。
- ライバルのショップ: 中国輸入の商品を売っている他のショップの商品一覧から、候補を拾う
- 1688でのキーワード検索: 中国の仕入れサイト「1688」で、気になるキーワードから商品を探す
- Amazonのランキング: Amazonでよく売れている商品から、似た商品を探す
探し方は、ほかにもたくさんあると思います。既製品の転売は「まず少量で出してみる」やり方なので、候補の入口はいくらでも作れます。最初の段階では、厳しくふるいにかけずに、広く集めるようにしています。

判断の目安1|類似品の月間販売数100個以上
集めた候補から、需要がありそうかを見ます。はっきりした基準はありませんが、似た商品が月に100個以上売れているかを目安にしています。月間販売数は、Keepa(Amazonの価格や販売状況を見られるツール)で確認しています。
もう一つ見ているのが、「形や機能で選ばれていそうか」です。たとえば、ふつうのドライバーではなく、奥まった場所に届く長いドライバーのような商品です。ふつうの商品に、「届く」「一度に済む」といった機能が足されていて、その機能が目当てで探される商品は、テスト販売の候補にしています。
判断の目安2|1個あたりの利益100円以上
利益は、利益率よりも、1個あたりの利益額で見ています。目安は100円以上です。
これは、もうけを大きくするための基準というより、赤字にしないための基準です。仕入れ値の安い商品は、利益率が高くても、利益額が数十円にしかならないことがあります。それだと、送料や関税の見込みが少しずれただけで赤字になります。利益の計算には、関税と送料も入れています(関税の記事、送料の記事)。
最初から大きな利益を狙わないのには、理由があります。売れると分かれば、そのあとで値上げしたり、仕入れる量を増やして仕入れ値を下げてもらったりできるからです。まずは、売れるかどうかを確かめることを優先しています。計算の流れは、中国輸入の利益率の実態は?に書いています。
判断の目安3|商標侵害と、輸入できない商品ではないか
リサーチで一番気をつけているのは、実は「売れない」ことではありません。商標を侵害している商品と、輸入できない商品です。
売れないかどうかは、出してみないと分からない面があります。でも、商標侵害や輸入できない商品は、出す前に確かめないと、損失やトラブルにつながります。私も、商品ページに無断で商標の文字が入っていた商品や、中国側で軍需品と判定されて輸出できなかった商品を撤退しました。少量のテスト仕入れだったので、損失は2つで合計19,500円で済みました(中国輸入で撤退した商品から学んだこと)。

ライバルの見方|出品者の数では見送らない
出品者の数や、相乗りがあるかどうかでは、見送りません。私は売れているかどうかをもとに、自分の商品ページ(カタログ)を作って出品するからです(商標を取得した理由)。
ただし、スポンサー広告(Amazon内の広告)が多い商品は、見送ることがあります。広告を出しているライバルが多いと、私が新しく出しても、最初のうちはなかなか売れないことが多いからです。
使っているツール|Keepaと自作の管理ツール
リサーチで使っているのは、主にKeepaです。月間販売数や価格の動きを確認しています。
在庫や販売の管理は、プライスターのような市販のツールではなく、自作のツールで行っています。また、候補を進めてよいかの一次チェックは、AIに確認させています。私が候補を集め、AIが「売れそうか・利益が出そうか」を確かめ、最後に私が決める流れです(中国輸入は自動化できるのか?)。
なぜ「まず出す」のか|試す回数を増やすため
売れるかどうかを深く調べるより、まず出すのは、試す回数を増やしたいからです。既製品の中国輸入は、1個あたりの単価が安い商品が多いので、1つの商品にかけるお金を少なくできます。
- 入口は広く: 候補はいろいろな方向から集める
- テストは甘め: 3つの目安を満たせば、少量で出してみる
- 追加の仕入れは厳しく: 実際に売れた商品だけ、量を増やす
少量で仕入れれば、1つの商品(1ASIN)あたりの損失を小さくできます。初回の仕入れの量については、中国輸入の初回仕入れロットはどれくらい?にまとめています。

よくある質問
リサーチツールは何が必要ですか?
私はKeepaを使っています。月間販売数や価格の動きが見られるので、需要の目安を確認できます。在庫や販売の管理には、自作のツールを使っています。
売れる商品を見極める方法はありますか?
私は、見極めることより、少量で出して確かめることを優先しています。似た商品の月間販売数や、機能で選ばれていそうかは見ますが、売れるかどうかは出してみないと分からない面があるからです。
ライバルが多い商品は避けたほうがいいですか?
出品者の数だけでは避けていません。ただ、スポンサー広告を出しているライバルが多い商品は、最初のうち売れにくいので、見送ることがあります。
まとめ|見るのは3つ、あとは少量で試す
- 候補の入口は、ライバルのショップ・1688のキーワード・Amazonのランキングの3つ
- 判断の目安は、類似品の月間販売数100個以上、1個あたりの利益100円以上、商標侵害や輸入できない商品ではないこと
- 出品者の数では見送らない。スポンサー広告が多い商品は見送ることがある
- 売れるかは出してみないと分からない。少量で仕入れて、試す回数を増やす
次に読む: 教材やコンサルを検討している人は、中国輸入教材を買う前に確認したい7項目も参考にしてください。
