中国輸入

Amazon物販民が中国輸入でYahoo!ショッピングを始めた理由

パソコンの前で複数のショッピングモールを見比べているキャラクター。Amazonと Yahoo!ショッピングの複数モール展開のイメージ
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みなさんは中国輸入の物販といえば、Amazonやメルカリでの販売を思い浮かべるでしょうか。AmazonであればFBAというシステムを使えば発送も顧客対応も自動化できますし、メルカリであれば簡単に参入できるため、わざわざその他のモールに手を広げる必要はないはず——そう考えるのが一般的だと思います。では、Amazonである程度の結果が出ている状態でも、あえて手を広げる意味はどこにあるのか。そんな状況下、私はYahoo!ショッピングにも同様に挑戦すべきだと考え、実際に参入しました。本記事では、Amazon運用者の目線から見た参入理由と、実際にやってみて分かったことを正直に解説します。

Amazon一本で十分だと思われがちな理由

こちらの記事でも触れていますが、Amazonは中国輸入の物販において間違いなく主戦場です。FBAに納品してしまえば受注・発送・カスタマー対応まで代行してもらえますし、集客力も国内トップクラス。わざわざ別のモールで一からアカウントを育てる手間を考えると、「Amazonに集中した方が効率的」と考えるのは自然な判断です。

私自身、2024年3月に中国輸入を始めてから、Amazonアカウント停止という壁も経験しながら、2025年3月に立て直して現在まで運用を続けています。この過程で見えてきたのが、Amazon一本に集中することの裏返しのリスクでした。

Amazonを運用しながら見えてきた課題

Amazonは集客力が高い分、参入障壁がそこまで高くなく競争が激しいプラットフォームでもあります。国内のライバルだけでなく、中国輸入という手法自体が中国の出品者にも開かれているため、価格競争は年々厳しくなっている実感があります。

さらに、売上をAmazonという単一のプラットフォームに依存している状態は、そのまま経営リスクでもあります。規約違反の判定や同業者間のトラブルなど、自分でコントロールしきれない要因でアカウントが止まるリスクは、実際に一度経験している身としては軽視できません。
私自身、Amazonで中国輸入を行う中で、一部の海外セラーから嫌がらせを受けた経験があります。たとえばAmazonのシステムを悪用した、商標権や著作権侵害の悪意ある通報といったものです。

こうした背景から、「同じ中国輸入の仕入れ手法を、Amazon以外のプラットフォームでも展開できないか」と考えるようになりました。

Yahoo!ショッピングに目をつけた理由

Yahoo!ショッピングを選んだ理由は、主に次の3点です。

同じ仕入れ手法がそのまま使える見込みがあったこと
Amazonで培ってきた「中国輸入の既製品を仕入れて販売する」という手法自体は、プラットフォームを選ばず通用するはずだという仮説がありました。ゼロから新しい物販モデルを学ぶのではなく、既にある仕入れルートとノウハウを横展開する形です。
たとえばYouTubeで有名な両学長リベラルアーツ大学の動画「誰でも月10万円稼ぐ『中国輸入せどり』のやり方を無料公開」では、同じ仕入れ商品をメルカリ・ヤフオク・Amazonなど複数の販路で使い分けるという考え方が紹介されています。この「仕入れは一つ、売り先は複数」という考え方をヒントに、Yahoo!ショッピングでも同じ仕入れ手法を展開できるのではと考えました。

参入コストが低い状態にあったこと
私の場合、中国輸入を始める前からYahoo!ショッピング向けに契約していた発送代行サービス「ストッククルー(StockCrew)」がすでにあったため、新しく大きな初期投資をする必要がありませんでした。
ただし、これは現時点での話です。今後はYahoo!ショッピングで月額費用が発生する見込みもあり、参入コストの低さがそのまま続くとは限らないとも考えています。

Amazon一本のリスクを分散できること
複数のプラットフォームで販売しておけば、どちらかのアカウントに問題が起きても事業全体が止まらずに済みます。売上の絶対額だけでなく、この「保険」としての意味合いも大きい判断材料でした。
また、Yahoo!ショッピングはAmazonと違い開業届の提出が出店の前提になっています。この参入障壁の高さが、逆に「気軽に参入してくる競合が少ない」という点でメリットにもなり得ると考えました。

実際にやってみて分かった、Amazonとの違い

ここからは、実際にYahoo!ショッピングへの出店・運用を進める中で感じた、Amazonとの違いです。良い面だけでなく、正直に感じた大変さも含めて書きます。

  • リサーチの勝手が違う: Amazonであれば競合分析ツール(Keepaなど)で売れ行きの精度をある程度把握できますが、Yahoo!ショッピングには同じ精度で使えるツールがなく、特に検索キーワードの需要を掴むのが難しいという実感があります。売れている競合ストアを見て手法を真似るだけでなく、実際にテスト販売を繰り返して見極めていくのがベターだと感じています。
  • 商品リストを一から作る必要がある: Amazonで既に売れている商品をそのまま横展開できるわけではなく、Yahoo!ショッピング側で改めてゼロからテスト販売を重ねて商品を見極める必要があります。もちろんAmazonで売れるものはYahoo!ショッピングでも売れる可能性が充分にありますが、売れないものは売れません。
  • 問い合わせ対応の負荷が増える: FBAのようにカスタマー対応まで代行してもらえる仕組みがないため、注文対応や問い合わせ対応を自分たちで担う前提になります。想定していたよりも、この負荷はけっこう大きいというのが正直な感想です。
  • 市場規模はAmazon・楽天より小さい: 集客力そのものはAmazonに及ばないため、Yahoo!ショッピング単体でAmazonと同等の売上規模を期待するのは現実的ではないと感じています。また同様なモール型であれば楽天市場の方が規模も大きいのが現状でその分Yahoo!ショッピングより売りやすいと思われます。

一方で、発送代行のストッククルーについては、AmazonのFBAと同様にほぼ自動化できる状態で運用できています。参入障壁が高い分、雑に参入してくる相手が少ないというメリットはありますが、その分「地道な作業量」が増えるというのが率直な感想です。

Yahoo!ショッピングで参考にした教材

Yahoo!ショッピングで中国輸入を始めるうえで本当にうまくいくのか。また実際に事例があるのか。そこで参考にしたのが、Naotoさんの「【脱メルカリ】Yahooショッピング×中国輸入 完全販売マニュアル」です。

審査対応や商品ページ構築の細かいノウハウそのものをこの記事で詳しく解説することはしませんが、開業届からYahoo!ショッピングの出店設定までの一連の流れを、実体験に基づいて整理してくれている点が実務的に助かりました。これからYahoo!ショッピング参入を検討している方は、参考にしてみてください。

こんな人の参考になると思います

  • Amazonで中国輸入物販を既に運用しており、販路拡大や売上の分散を考えている人
  • Yahoo!ショッピングへの参入を検討しているが、実際どう違うのか実体験ベースで知りたい人
  • 「複数モール展開は大変そう」というイメージの、具体的な中身を知りたい人

逆に、物販の経験がまったくない状態でいきなりYahoo!ショッピングから始めることを勧める記事ではありません。あくまでAmazonで一定の仕入れ・販売ノウハウがある前提での、横展開の話です。

まとめ

Amazon一本に集中する方が効率的に見える中で、あえてYahoo!ショッピングに参入したのは、「仕入れ手法の横展開」「低い参入コスト」「プラットフォーム依存リスクの分散」という3つの理由からでした。実際に進めてみると、リサーチ手法や問い合わせ対応などAmazonとは勝手が違う部分も多く、良い面と大変な面の両方を実感しています。参入から先の実績については、また別の記事で報告する予定です。

Amazon×中国輸入のメリット・デメリットやアカウント停止の経緯についてはこちらの記事、教材を活用した再開後の実績についてはこちらの記事で解説しています。私のプロフィールはこちらからご覧いただけます。

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