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中国輸入のAmazon相乗り対策で商標を取得した理由と、実際にかかった費用・期間

倉庫で光る盾のアイコンと光る認定証・リボンバッジのアイコンを両手に持ち、誇らしげな表情のキャラクターのイラスト
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商標登録と聞くと、大企業や有名ブランドがやることで、個人で物販をしている人には縁のない話だと思われがちです。

では、なぜ個人で中国輸入の既製品転売をしている私が、わざわざ商標を取得したのか。そして実際にどれくらいの費用と期間がかかったのか。
本記事では、相乗り対策として商標を取得した実体験から、きっかけ・実際の費用と期間・取得後の効果と限界についてお話しします。

この記事の結論

  • きっかけは、せどり時代に「商標があれば自社ブランドとして中国輸入などの展開ができる」と知ったこと
  • 費用はトレル(Toreru)経由で1件71,000円(出願時53,800円+登録時17,200円)、欲しいブランド名が2つあったため2件取得し合計142,000円
  • 期間は出願から登録まで8〜10ヶ月。出願中の段階でもAmazonブランド登録の申請は可能だった
  • 自分の出品ページへの直接の相乗りは排除できるが、別ページで同じ商品を売る競合自体は防げない

きっかけ:せどり時代に知った商標のメリット

商標を取得しようと思ったきっかけは、せどりをやっていた時期に遡ります。商標を取得することで自社ブランドとして中国輸入などの販売ができる、という話を聞いたことがあり、せどりをしていたタイミングで商標を取得しました。

当時はまだ既製品転売を本格的に始める前でしたが、将来的に相乗り対策として使えるという話を聞いて、早めに取得しておいた形です。

費用:トレル経由で1件71,000円、2件で142,000円

商標1件あたりの費用内訳(出願時53,800円、登録時17,200円)を示したスライド画像

商標の出願・登録は、商標出願支援サービス「トレル(Toreru)」を利用しました。事前調査から出願・登録までの手続きを代行してもらえるサービスです。

実際にかかった費用は、領収書ベースで次の通りです。

  • 出願時: 出願手数料18,000円 + 事業計画書作成手数料20,000円(※商標をどのような目的で使うのかを出願時に説明するために必要な書類の作成費用) + 消費税3,800円 + 印紙代12,000円 = 53,800円
  • 登録時: 登録手数料0円 + 印紙代(5年分)17,200円 = 17,200円
  • 1件あたり合計: 71,000円

欲しいブランド名が2つあったため、これを2件取得しました。合計すると142,000円です。

期間:出願から登録まで8〜10ヶ月、Amazonブランド登録は出願中から可能

出願→出願中(Amazonブランド登録可)→登録完了という8〜10ヶ月の流れを示すフロー画像

出願してから実際に商標登録が完了するまでは、8〜10ヶ月ほどかかりました。

ここで一つ、知っておくと助かる情報があります。商標が「出願中」の状態になった時点で、Amazon側のブランド登録(Amazon Brand Registry)の申請ができるということです。正式な商標登録の完了を待たなくても、出願中の段階でAmazon上ではブランドを持っているような形で登録を進められました。

なお、出願から登録までの手続き自体は、事前の商標調査(出願して通りそうな文字かどうかの調査)も含めてトレルの担当者にすべてお願いしていたため、出願者側として特に大変だったことはありませんでした。

商標取得の効果と限界:Amazonの相乗りは排除できるが価格競争は防げない

防げること(相乗り排除・ブランド登録特典)と防げないこと(価格競争・偽物自動検知なし・モール外/区分外・タイムラグ)の対比を示したスライド画像

商標を取得して分かった実際の効果は、次の通りです。

  • 自分の出品ページへの相乗りを排除できる(実体験): 自社ブランドとして商標を持っていることで、同じページに他のセラーが勝手に相乗りしてきた場合、商標侵害(知的財産侵害)を理由にAmazonへ申し立てて排除できます
  • Amazonブランド登録の各種機能が使える(実体験): 商標を出願・登録することで、A+コンテンツやブランド分析、スポンサーブランド広告への出稿資格など、Amazonブランド登録の機能が実際に使えるようになりました
  • 似た名前・ロゴを使う出品者にも対抗できる(制度上の話・実体験なし): 商標権の制度上は、直接の相乗りでなくても、紛らわしい名前やロゴを使う出品者に対抗できるとされています。ただしこちらは私自身が実際に対応した経験があるわけではありません

ただし、これには限界もあります。中国輸入の既製品販売とOEMの違い中国輸入コンサル・教材・独学の違いでも触れた通り、商標が守ってくれるのはあくまで「自分の出品ページ」です。

  • 別ページでの同一商品競争は防げない(実体験): 同じ商品を別のセラーが別のページで販売すること自体は、商標では防げません。既製品転売である以上、扱っている商品自体は他のセラーと同じなので、別ページに分かれた状態での価格競争そのものからは逃れられないのが実感です
  • 偽物・模倣品の出品を自動検知してくれるわけではない(実体験): Amazonが自動で見つけて排除してくれるわけではなく、見つけるたびにこちらから申し立てる必要があります
  • Amazon以外のモールや、出願した区分の外までは保護されない(実体験): Yahoo!ショッピングなどAmazon以外のモールには商標の効力が及ばず、出願した商品区分の範囲内でしか保護されません
  • 相乗りに気づいてから排除が完了するまでにタイムラグがある(実体験): 申し立ててすぐに反映されるわけではなく、対応が完了するまである程度の時間がかかります

まとめ

せどり時代に聞いた「商標があれば自社ブランドとして展開できる」という話がきっかけで、既製品転売を始める前から商標を取得していました。費用はトレル経由で1件71,000円、2件で合計142,000円。期間は出願から登録まで8〜10ヶ月で、出願中の段階でもAmazonブランド登録は可能でした。

取得後の実感としては、自分の出品ページへの直接の相乗りは商標侵害を理由に排除できる一方、同じ商品を別ページで売る競合自体は防げないため、価格競争そのものからは逃れられません。商標は万能の解決策ではなく、「自分のページを守る盾」として捉えるのが実態に近いと感じています。

体系的に学べる教材が気になる方は、以下の購入者レビューも参考にしてみてください。

【購入者レビュー】中国輸入×Amazon完全攻略ガイドは29,800円の価値があるか【購入者レビュー】中国輸入×Amazon完全攻略ガイドは29,800円の価値があるかbarry-blog.com

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