中国輸入で撤退した商品から学んだこと
「撤退」と聞くと、在庫を抱えたまま処分できずに大きな損失を出す、痛い失敗を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は私も最近、2つの商品で撤退を経験しました。ですが、実際の金銭的な損失はそこまで大きくありませんでした。
なぜ大きな損失にならずに済んだのか。本記事では、実際に撤退した2つの商品の事例と、そこから学んだことをお話しします。
この記事の結論
- 撤退した商品は2つ。カバン取り付け型のスマホホルダーが軍需品判定を受けたケースと、櫛(くし)が商標侵害の可能性で撤退したケース
- どちらも中国国内(代行業者の段階)で発覚し、日本へは発送されず廃棄。少量テスト仕入れだったため損失は小さかった
- 軍需品判定の基準は中国側次第で事前に読み切れないが、少量テストの習慣自体が実質的なリスクヘッジになっている
- 商標侵害の可能性は代行業者からの連絡で気づけた。代行業者を通す価値を改めて実感した
撤退事例①:カバン取り付け型スマホホルダーが軍需品判定に

1つ目は、キャンプ用品カテゴリで扱おうとしていた、カバンに取り付けてスマホを固定するタイプのスマホホルダーです。
この商品が、中国側で軍需品(軍用品)と判定され、中国から輸出できなくなりました。私自身、仕入れる前の時点でこれが軍需品判定を受けるとは想定していませんでした。
撤退事例②:櫛の商品ページに無断で記載されていた文字が商標だった

2つ目は、櫛(くし)です。この商品のページに、本来記載されていなかったはずの文字が記載されているのに気づいた大口の代行業者から連絡がありました。
その文字を商標プラットフォームで確認したところ、しっかりと文字商標が取得されているものでした。このまま販売してしまうと商標権侵害にあたるため、撤退する判断をしました。
商標を侵害したまま販売してしまうと、Amazonアカウントが停止するリスクもあります。このタイミングで止められたことは、非常に大きかったと感じています。
どちらも代行業者の段階で発覚、損失は小さかった

この2つの撤退に共通しているのは、どちらも中国国内、つまり代行業者の段階で発覚したという点です。日本へは発送されず、代行業者の手でそのまま廃棄となりました。
いつも通り少量からのテスト仕入れだったこともあり、実際の金銭的な損失はそこまで大きくありませんでした。中国輸入の初回仕入れロットはどれくらい?でも触れた通り、まず少量で試すという普段からの仕入れ方針が、結果的にこうしたリスクへの備えにもなっていたと感じています。
撤退から学んだこと
軍需品判定は事前に読み切れない、だから少量テストが効く
軍需品と判定されるかどうかの基準は、中国側の運用によるところが大きく、正直なところ、どんな商品が対象になるのかを事前に完全に読み切ることは難しいと感じています。
だからこそ、これまで通り少量から仕入れてテストする、という普段の方針を変えるつもりはありません。特別な新しい対策を追加したというより、今までのやり方の正しさを改めて確認できた、という感覚に近いです。
代行業者を通すことの価値を再確認した
商標侵害の可能性に気づけたのは、代行業者からの連絡がきっかけでした。中国輸入は代行業者が必要?でも書いた通り、代行業者を使い続けている理由の一つに返品・トラブル対応がありますが、今回のように商標リスクを事前に指摘してもらえたことも、代行業者を通す大きな価値だと改めて感じました。
もし代行業者を挟まずに直接やり取りしていたら、この商標の問題に気づけないまま販売してしまっていたかもしれません。
まとめ
最近撤退した2つの商品(軍需品判定を受けたスマホホルダー、商標侵害の可能性があった櫛)は、どちらも中国国内の代行業者の段階で発覚し、日本へは発送されず廃棄となりました。少量テスト仕入れだったため、実際の損失は小さく済みました。
軍需品判定の基準は事前に読み切れないものの、普段からの少量テストという方針がリスクヘッジになっていたこと、そして代行業者からの連絡で商標侵害の可能性に気づけたことは、どちらも「特別な新しい対策」というより、今までの仕入れ方針の正しさを裏付ける経験になりました。
体系的に学べる教材が気になる方は、以下の購入者レビューも参考にしてみてください。
【購入者レビュー】中国輸入×Amazon完全攻略ガイドは29,800円の価値があるかbarry-blog.com
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