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中国輸入と国内せどり、初心者はどちらから始めるべきか

両手に段ボール箱を持ち、左は国内の部屋、右は港とコンテナ船を背景に見比べて悩んでいるキャラクターのイラスト
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副業で調べていると物販やせどりという言葉を知り、始めるなら、中国輸入と国内せどり、どちらから手をつけるべきか。
一度は考えたことがあるかと思います。
一般的には「利益率が高いから中国輸入」「リスクが低いから国内せどり」「中国輸入はせどりに比べ難易度高い」「せどりは参入障壁が低いから稼ぎにくい」といった単純な比較で語られがちです。

ですが、実際に両方を並行して運用してみると、この2つは在庫の持ち方も、外注のしやすさも、伸ばし方もまったく別物であることがすぐに理解できます。
ではなぜ、この2つは「利益率」「難易度」などで比較されがちなのか。そして実際に両方をやってみて、初心者にはどちらから始めることを勧めているのか。
本記事では、国内せどりと中国輸入PBを両方実践している立場から、在庫管理・外注化のしやすさ・拡張性という3つの観点で比較し、結論をお話しします。

この記事の結論

  • 在庫の持ち方・回転の感覚は、せどりと中国輸入でかなり違う
  • 外注化のしやすさは、トータルで見ると中国輸入の方が上
  • 伸ばし方の方向性(利益額を追うか、利益率・省力を追うか)によって、向いている方が変わる
  • どちらが正解ということはなく、資金・性格適性で選んでよい。ただし個人的には、せどりから始めて中国輸入へ進む順番を勧める

在庫の持ち方と回転感覚の違い

せどりは相乗り販売ゆえ1か月回転が基本、中国輸入はリードタイムが長く多めに持つという在庫管理の違いを2カラムで比較したスライド画像

在庫については、一般的には1か月分の数量を持ち、1か月で売り切れる量を仕入れるのが目安とされています。
この感覚は、せどりも中国輸入も基本的には同じです。
とくにせどりに関しては相乗り販売という状態で行う為、
仕入れを行う在庫量を間違えてしまうと赤字やかなりの期間を在庫として保有してしまう場合もあります。
そのため基本的に1か月で売れる量を推奨しております。

ただし、中国輸入に関してもリードタイムが長いため、リピートできる商品については多めに在庫を持つことがあります。
発注してから手元に届くまでの期間が長い分、欠品を避けるためにまとめて仕入れておく、という考え方です。

一方、せどりには「投資型」と呼ばれる戦略パターンもあります。
これは仕入れた在庫をすぐに販売せず、半年以上寝かせてから値上がりを狙って販売するというやり方です。
こうした戦略を取る場合は、通常の「1か月で回転させる」という感覚とはまったく異なる在庫の持ち方になります。

私自身がメインにしているのは通常の回転型ですが、せどりにはこうした投資型の戦略も存在する、という点は知っておくとよいと思います。

外注化のしやすさは中国輸入が上

難易度・リサーチ・梱包は同程度、仕入れは中国輸入が優位という外注化のしやすさの比較を、チェックマーク付き2x2グリッドで示したスライド画像

外注化のしやすさについては、両方を実際に試した結果として、中国輸入の方がトータルでみるとやりやすいと感じています。

整理するとこんな感じだと思います。

  • 難易度: せどりも中国輸入も、正直なところそこまで大きな差はないと思います。どこに力を入れて対応出来るのかで成果に繋がるものだというところです。
  • リサーチ: せどりも中国輸入も、既製品を扱う点は同じなので、外注化のしやすさは同程度です。
  • 梱包: こちらも作業内容としては大きく変わらず、同程度です。
  • 仕入れ(購入): ここが一番の違いです。せどりの仕入れは、外注先に決済権(お金を使う権限)を渡す必要があり、ここがネックになりやすい部分です。一方、中国輸入は大口の代行業者を経由して購入するため、特にリピートする商品の購入は外注しやすくなっています。

リサーチ・梱包は同程度、仕入れの外注しやすさで中国輸入が優位、という結果、トータルで見ると中国輸入の方が外注化はしやすいというのが実感です。
実は、せどり・中国輸入どちらもリサーチの外注化に挑戦したことがあります。
ただし結果としては、せどりは相乗り出品ゆえの判断の細かさ、中国輸入は既製品の目利きの難しさと、それぞれ別の理由で精度が上がらず、どちらも外注化を断念しております。
その意味では、リサーチの外注化しやすさは「同程度に難しい」というのが実態に近いです。

拡張性は「何を伸ばしたいか」で変わる

せどりは利益額重視、中国輸入は利益率・省力重視、せどり投資型は省力化の伸びしろありという3つの拡張性の方向性を角丸カード3枚で示したスライド画像

拡張性については、どちらが有利かは一概には言えず、何を伸ばしたいかによって変わってきます。

月間の売上や利益額そのものを伸ばしたいのであれば、せどりの方が伸ばしやすいと感じています。
これは、既製品転売である中国輸入PBと比べて、せどりで扱う商品の方が単価が大きいことが多いためです。

一方、利益率をベースにしつつ、なるべく手間をかけずに伸ばしたいのであれば、中国輸入の方が伸ばしやすいと感じています。
自分でカタログ(商品ページ)を育てていく仕組み上、一度軌道に乗れば比較的省力で利益を積み上げやすいためです。

つまり、「手間が少ない伸ばし方を取るか」「利益額そのものを追求する伸ばし方を取るか」で、向いている方が変わるということです。
利益率と商品単価の具体的なサンプルはAmazon中国輸入とメルカリ販売の違いで紹介しているので、あわせてご覧ください。

もちろんせどりにも「投資型」が存在しますが、こちらも慣れると省力で運用可能になれる可能性は充分にあります。
ただし在庫の回転数が少なくなる為、大きな金額で仕入れを行う別方面の工夫が必要になります。

結論:資金・性格で選んでよいが、個人的にはせどりから

資金・性格で向き不向きが決まるという結論と、せどりに慣れる→中国輸入へ進む→使い分けられるという推奨フローを示したスライド画像

ここまで見てきた違いを踏まえると、どちらが絶対的に優れているという話ではなく、資金や性格によって向き不向きが分かれるというのが正直なところです。

自分でカタログ(商品ページ)を育てていく仕事が好きなタイプか、利益が出る商品を探し出す戦略を楽しめるタイプか。
どちらの働き方をしているときの方が自分にとって楽しいと感じられるかで選ぶのがよいと思います。

そのうえで、個人的には、せどりからある程度慣れてから中国輸入に進む順番を勧めています。

理由は、せどりを経験してから中国輸入に進むと、結果的に両方できる状態になれるからです。
逆に中国輸入から先に入ると、次のステップとして多販路展開やOEMを見据えた対応に意識が向きやすく、せどり側にはあまり目が向かなくなる傾向があります。
その場合、OEMでうまくいくまで、中国輸入既製品に頼る形になるので、資金面で負担が大きくなると思います。

また、中国製品だけに依存していると、それはそれでリスクがあります。
国内品にも対応できる状態を持っておいた方がよい、という考えも、せどりを併用する理由のひとつです。

まとめ

国内せどりと中国輸入PBは、在庫の持ち方、外注化のしやすさ、伸ばし方の方向性まで、実務レベルではかなり性質が異なります。

在庫は基本的にどちらも1か月分の回転が目安ですが、中国輸入はリードタイムの長さから多めに持つ場合があり、せどりには半年単位で寝かせる投資型という戦略も存在します。
個人的には難易度は同程度で見ており、外注化は、購入の外注しやすさの違いから、トータルでは中国輸入の方がやりやすい実感があります。
拡張性は、利益額を伸ばしたいならせどり、利益率・省力を重視するなら中国輸入、と伸ばしたい方向によって向き不向きが変わります。

どちらが正解ということはなく、最終的には資金と性格で選んでよいと思っています。
ただし個人的には、せどりからある程度慣れてから中国輸入に進む順番をおすすめします。

中国輸入を始める際の資金の目安は中国輸入副業に必要な資金はいくらかで解説しています。私のプロフィールはこちらからご覧いただけます。

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