中国輸入で月10万円は可能?営業利益の実績と粗利20万円の内訳
「中国輸入なら月10万円は簡単」という話がある一方で、「やってみたら全然稼げなかった」という声も少なくありません。同じ「月10万円」の話なのに、なぜここまで食い違うのでしょうか。
理由の多くは、その「月10万円」が粗利なのか営業利益なのかが書かれていないことにあると私は考えています。この2つは、同じ売上でも金額が2倍近く違います。
本記事では、2025年3月に中国輸入(既製品転売・Amazon)を本格的に始めた私が、2026年1月の実際の数字(粗利約21万円→営業利益約11万円)の内訳を、少なめの見積もりで公開します。
- 営業利益で月10万円は可能。ただし、粗利では約20万円が必要になる
- 私の2026年1月は、粗利約21万円から広告費・関税などを引いて、営業利益は約11万円だった
- 粗利20万円前後=営業利益約10万円が、私の実績ベースの目安
- 私は本格開始(2025年3月)から約10か月でこの水準に届いた。誰でも同じようにいくという保証はない
「月10万円」は粗利?営業利益?まず言葉を決めておく
この記事では、次の意味で言葉を使います。
| 言葉 | この記事での意味 |
|---|---|
| 粗利 | 売れた商品の売上から、仕入れ(国際送料を含む)とAmazonの手数料・FBA手数料を引いた利益。私の管理シートの「利益額」 |
| 営業利益 | 粗利から、広告費・関税・月額費用・国内の送料・荷造運賃を引いた、実際に手元に残る金額に近い利益 |
税金や社会保険は、どちらにも含めていません。また、営業利益には外注費とVINEの費用を含めていません(理由は後ほど書きます)。
検索すると出てくる「月利10万円」は、多くが粗利に近い意味で使われています。粗利で月10万円なら、営業利益はその半分前後です。あとから「思っていた金額と違った」とならないよう、自分の目標がどちらなのかを先に決めておくのがおすすめです。
私の2026年1月の内訳|粗利約21万円→営業利益約11万円
私の管理シートと支払いの記録から、2026年1月の数字を並べます。
| 項目 | 金額(概算) |
|---|---|
| 粗利 | 約20.7万円 |
| 広告費 | −約4.8万円 |
| 関税(1月に支払った分) | −約2.9万円 |
| 荷造運賃(代行業者への支払い) | −約0.3万円 |
| 月額費用(セラーセントラルの月額など) | −約0.7万円 |
| 国内の送料(FBA倉庫まで) | −約0.5万円 |
| 営業利益 | 約11.5万円 |
計算上は約11.5万円ですが、少なめに見て、本文では「約11万円」と書いています。

粗利に対して、広告費が約23%、関税が約14%かかっています。粗利だけを見ていると、手元に残る金額は想像より小さくなります。

少なめに見積もっている理由|引いていない費用と概算の部分
この数字は、あえて少なめに見ています。引いていないものと、正確でない部分を正直に書いておきます。
- 外注費は含めていません。 せどりと一体で払っていて、中国輸入の分だけを分けられないためです。含めるとさらに下がります。
- VINE(Amazonの先行レビュープログラム)の費用は含めていません。 かかる月とかからない月があり、特別な費用として別に扱っているためです。
- 国際送料は、重量をもとにした概算です。 仕入れ額に含めていますが、実際の請求額とはズレがあります。1月は船便でおよそ150kgを送りました。
- 国内の送料(FBA倉庫まで)は、1箱約700円×6箱の概算です。 せどりと一体で払っているため、実額ではなく見込みで入れています。
- 関税は2026年1月分から別に引いています。 管理シート上は関税をほぼ0%で計算していたため、それ以前の月の粗利は、関税分だけ実際より多く見えている可能性があります。
この計算が合っているのは、確認できた2026年1月の1か月分だけです。他の月の営業利益は、同じ方法で確認できていないため載せていません。
粗利20万円に届くまで|管理シートの月別の推移
粗利の推移は、管理シートでは次のとおりです。営業利益は、2026年1月以外は確認できていません。
| 月 | 粗利 |
|---|---|
| 2025年3月(本格開始) | 約3万円 |
| 2025年8月(5か月後) | 約11万円 |
| 2025年11月(8か月後) | 約16万円 |
| 2026年1月(10か月後) | 約21万円 |
| 2026年4月(13か月後) | 約30万円 |
最初の月は約3万円でした。粗利が15万円を超えるまで約8か月、営業利益を確認できた2026年1月(約11万円)は、本格開始から10か月後です。
この間にやり方を大きく変えたわけではなく、扱う商品数を地道に増やしました。商品単価が低くなりがちなので、取り扱い品目を増やすことが粗利の増加につながったと感じています。
なお、アカウント停止から再開して1年半のリアルに書いた「月利40万円超」は粗利のことで、営業利益で見ると目安として半分前後です。
月10万円に必要な資金と作業量の目安
粗利20万円に必要だった仕入れ額は、約25万円でした。仕入れから売上が戻るまで約3か月かかるため、運転資金は100万円が目安です(仕入れ約25万円×3回分と、経費の予備約25万円)。
作業量は、1日1時間程度を見込んでいます。資金の内訳と作業量の試算は、中国輸入教材を買う前に確認したい7項目と中国輸入副業に必要な資金はいくらかで詳しく書いています。
月10万円を目指す人が、最初にやっておきたいこと
私の経験から、最初から決めておくとよいことを3つに絞ります。
- 目標を「営業利益」で決める。 粗利で決めると、広告費や関税を引いたあとに足りなくなります。
- 利益の計算に関税を入れる。 私は関税をほぼ0%で計算していた時期があり、後から実際の数字とズレに気づきました。最初から含めておけば、商品ごとの判断が正確になります。
- 広告費の割合を見ておく。 私の1月は、粗利の約23%が広告費でした。商品によって大きく違うので、売れ方と一緒に確認します。
よくある質問
中国輸入で月10万円は誰でも稼げますか?
私ひとりの実績なので、誰でも同じようにいくとは言えません。私の場合は、本格開始から約10か月、運転資金約100万円、1日1時間程度の作業で、営業利益約11万円(2026年1月)に届きました。商品選びや資金、続けた期間で変わります。
月10万円の目標は、粗利と営業利益のどちらで決めるべきですか?
営業利益をおすすめします。実際に手元に残る金額に近いためです。私の場合、目安として粗利20万円前後が営業利益約10万円にあたります。
副業の会社員でも月10万円は目指せますか?
作業量の面では、1日1時間程度が目安です。ただし、最初の結果が見えるまでに約3か月、営業利益で月10万円になるまでは私の場合10か月かかっています。時間の使い方は人によって違うので、焦らず長い目で見るのがよいと思います。
まとめ|「月10万円」は、まず粗利か営業利益かを決める
- 営業利益で月10万円は可能。私の実績では、粗利20万円前後が目安
- 私の2026年1月は、粗利約21万円→営業利益約11万円(外注費・VINE・税金を除く、少なめの概算)
- 本格開始から約10か月、運転資金は約100万円、作業は1日1時間程度が私の場合の目安
- 自分の目標を粗利で決めるのか営業利益で決めるのかを、最初に決める
最新の状況を踏まえた始め方は、中国輸入は2026年から始めても遅くないのかに書いています。
